変動利付国債について 国債の金利と利回り格付け購入の投資講座

変動利付国債について 国債の金利と利回り格付け購入の投資講座

変動利付国債について

変動利付国債とは、利率(クーポン)が利払いごとに市場金利に応じて変動する国債です。

確定利付国債は、市場金利が変動しても発行時点で決められた利率は償還期日まで変わりませんが、変動利付国債は償還期日まで一定の利率を定めず、利払いの度に決められます。

利率は「基準金利(10年国債の金利)+α(下限は0%)」で算出し、この10年国債の金利は、変動利付国債の利率決定直近に行われた10年国債の入札における平均落札水準に基づいて決められます。

αは入札時点での金利動向等から財務省が設定しますが、このαの値は、各国債ごとに決定され、償還まで一定です。

市場金利の変動に影響を受ける変動利付国債の利率ですが、償還価格は変動しないため、市場金利が高くなれば、変動利付国債の価格も上がるように思われがちです。
しかし、現在の債券価格期間金利の上昇に伴う利率増加(価格上昇要因)や、現在価値に割り戻す際の割引率上昇(価格下落要因)等のため、一概にそうとも言えません。

つまり、金利上昇はプラスとマイナスの両方の要素があり、その影響の大小はケースによって異なります。
このため、変動利付国債の場合、イールドカーブの形状変化が価格変動に影響を与えることになります。

イールドカーブとは、債券の残存年数と利回りの関係を表す曲線のことで、債券の利回りを縦軸に、残存年数を横軸に座標を取り、その点を結ぶんでできた曲線のことを言います。
債券の利回りと残存年数の関係を視覚的に確認できます。
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