国債の償還について 国債の金利と利回り格付け購入の投資講座

国債の償還について 国債の金利と利回り格付け購入の投資講座

国債の償還について

国債の償還期限が来た場合、「借換債」といって、償還分の国債の支払いにあてるための国債が発行されます。

小泉首相が30兆円と言っていたのは、建設国債と赤字国債の新規財源債のみで、その他に70兆もの借換債が存在しています。

1998年に小渕内閣が打ち出した、大型景気対策として発行された国債の償還期限が2008年度に集中しているため、国家財政に大きな影響を与えることが心配されています(国債の2008年問題)。

そこで、政府は2008年に償還期限を迎える国債を市場で買い、償還を前倒しで進めて国債の償還の平均化を図っています。

国債は「60年償還」を基本に返済することになっています。例えば10年債ならば、10年後に6分の1が現金償還され、残りの6分の5は「借換債」という新たな国債を発行して借り換えます。10年ごとに6分の1ずつ現金償還し、60年で国債の償還は完結するという仕組みになっているのです。

政府は市場で国債の償還が順調に消化されるように、

・購入層を拡大するために個人国債を発行
・投資家にとって魅力ある金融商品として、ストリップス国債(利付国債の元本と利札を別々に流通させる)、物価連動国債を発行
・市場で人気があり不足している国債と同じ条件の銘柄を追加発行する流動性供給入札
・償還期限に関係なく市場にだぶついている不人気な銘柄の国債を買い入れ消却
・国債をペーパーレス化して電子決済で効率化を促進

など、さまざまな策を講じています。
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