新発10年物国債利回りとは、新規に発行された、発行から償還までの期間が10年の国債の流通利回りです。
国債は信用度が高く売買も活発なため、現在は新発10年物国債利回りを長期金利の指標としています。
そして、現在、長期国債の利回りといえば、直近の新発10年物国債の利回りを指します。
10年物国債は、毎月発行しており、そのつど新発10年物国債利回りの対象銘柄は毎月交代しています。
10年物国債の利回りは、一般に、無担コール翌日物金利より、約1.5%高いくらいのことが多く、例えば、無担コール翌日物金利が0.5%なら、10年物国債の利回りは約2.0%くらいになることが多いようです。
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